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チリこぼれ球逃さず2点先行 連覇に王手 決勝はアルゼンチン

[ 2016年6月24日 05:30 ]

<チリ・コロンビア>決勝進出を決めて喜ぶチリイレブン(AP)

南米選手権準決勝 チリ2―0コロンビア

(6月22日 シカゴ)
 南米選手権準決勝残り1試合が22日に米シカゴで行われ、前回覇者チリがコロンビアを2―0で破り、2大会連続6度目の決勝進出を決めた。チリは前半に2点を先制し、悪天候による2時間40分の中断後も主導権を渡さず逃げ切った。26日(日本時間27日)の決勝では同国初の連覇を目指し、前回決勝と同様にアルゼンチンと対戦する。

 チリは、出場停止のMFビダルとケガのMFディアスを欠きながら2連覇に王手をかけた。前半7、11分とゴール前のこぼれ球を逃さず2点を先行。ハーフタイムの激しい雷雨で後半開始が2時間40分も遅れたが、退場者を出したコロンビアをGKブラボの好セーブなどで無得点に封じた。決勝の相手アルゼンチンは地元で開催された昨年大会決勝でPK戦の末に破ったが、今大会開幕戦では1―2で敗戦。ピッツィ監督は「ライバルをリスペクトした上で勝利を目指す」と、46~47年のアルゼンチン以来となる2年連続南米選手権制覇へ意気込んだ。

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2016年6月24日のニュース