×

OA枠入りの塩谷、母校徳島商で壮行会「気持ち一緒に戦う」

[ 2016年6月20日 17:05 ]

リオ五輪のサッカー男子代表にOA枠で選ばれ、母校・徳島商高の壮行会で花束を手にする広島の塩谷

 リオデジャネイロ五輪のサッカー男子日本代表で、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠に選ばれたDF塩谷司(27)=広島=の壮行会が20日、母校の徳島商高(徳島市)で行われた。

 塩谷は吹奏楽部のファンファーレが流れる中、ゆっくりと入場。約800人の後輩たちが拍手で迎えた。生徒会長の須藤優さんから「ベストコンディションで大会に臨んで」とエールを送られ「皆さんの気持ちと一緒にリオで戦う」と真剣な表情で語った。女子生徒からの花束を笑顔で受けとり固い握手を交わした。

 壮行会後の記者会見では「夜遅くまで厳しい練習をして培ってきたものが自分の原点で、思い入れのある学校」と振り返り「2年時に全国大会の3回戦で敗退し、上には上がいると強く思った」と悔しい思い出も語った。会見の最後には「五輪はサッカー選手にとって憧れの大会。日本のために戦いたい」と抱負を話した。

続きを表示

2016年6月20日のニュース