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興梠OA枠招集は調整中…手倉森監督も配慮「待っている状況」

[ 2016年6月20日 15:32 ]

 日本サッカー協会は20日、U―23日本代表のリオデジャネイロ五輪前の国内最終戦となる国際親善試合・キリンチャレンジカップ、U―23南アフリカ代表戦(29日、長野県松本平広域公園総合球技場)に臨む代表メンバー21人を発表。会見した手倉森誠監督(48)は、本大会でオーバーエージ(OA)枠での招集が有力となっているFW興梠慎三(29=浦和)について「待っている状況」とあらためて話した。

 南アフリカ戦は、すでにOA枠での起用が決定しているDF藤春広輝(27=G大阪)、塩谷司(27=広島)も招集されていないが、同監督は「呼ばないのは僕の考えです」ときっぱり。理由としてJリーグの日程を挙げ、「今、第1ステージの優勝争いの佳境で、第2ステージも始まる。6、7月は試合が立て込んでいる。オーバーエージを呼んだときのコンディションを考慮した」と話し、「本大会で彼らをまじえたときにお披露目できれば。オーバーエージの3人はブラジルに行ってからでも十分すり合わせをすることができる自信がある」と経験豊富なOA枠選手への信頼を口にした。

 興梠については招集を目指して本人や所属クラブの浦和と調整中だが、指揮官は興梠の名前を口にせずに「もう1枚については待っている状況」とのみ話した。

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2016年6月20日のニュース