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ドイツ移籍目前の宇佐美が2戦連発「残り2試合全勝して第1ステージ終える」

[ 2016年6月15日 21:20 ]

<G大阪・浦和>前半8分、G大阪・宇佐美が先制点を決める

明治安田生命J1第1S第10節最終日 G大阪1―0浦和

(6月15日 吹田S)
 明治安田生命J1リーグ第1ステージは15日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いで延期となっていた第10節の残り2試合が行われ、G大阪がアウクスブルク(ドイツ)移籍が確実視される日本代表FW宇佐美貴史(24)の2試合連続ゴールで昨季第1S覇者の浦和を下し、3試合ぶりの勝利をマークした。

 G大阪は前半8分、抜け出したアデミウソンがドリブルでペナルティーエリア内に進入し、2人かわしてから走り込んできた左サイドの宇佐美にラストパス。これに宇佐美が右足を合わせた先制点が決勝点となった。

 3―3で引き分けた11日の湘南戦(吹田S)に続いて2試合連続となる今季4点目を決めた宇佐美は「いい相手なので苦戦はしましたけど、したたかに戦えたと思う。結果にふさわしいパフォーマンスを自分たちはできたと思う」と笑顔。ゴールについては「ほぼ9割9分はアデのゴールなんで。アデがあそこまで運んでくれたことがすべて。僕は蹴り込むだけでした」と振り返った。

 第1ステージ終了後には2度目となるドイツ移籍が決定的となっている。「皆さんの声援のおかげで最後まで僕たちは戦えるので、本当にありがたい」とサポーターに感謝した宇佐美。すでに第1ステージ制覇の可能性は消滅しているが、「残り2試合全勝して第1ステージを終えることを目標に掲げてやればいいと思う」と置き土産に勝利を誓った。

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2016年6月15日のニュース