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浦和 逆転Vさらに厳しく 宇佐美弾に屈し、4戦無得点で今季初の2連敗

[ 2016年6月15日 20:56 ]

<G大阪・浦和>前半、駒井(左)とボールを奪い合う藤春

明治安田生命J1第1S第10節最終日 浦和0―1G大阪

(6月15日 吹田S)
 明治安田生命J1リーグ第1ステージは15日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いで延期となっていた第10節の残り2試合が各地で行われ、昨季第1S覇者の浦和は敵地でG大阪と対戦。0―1で敗れて4戦勝ちなしとなる今季初の2連敗を喫し、逆転でのステージ制覇がさらに厳しくなった。

 浦和は、0―2で敗れて自力優勝の可能性が消滅した6月11日の鹿島戦から25日の最終節・神戸戦まで15日間で5試合を戦わなければならない過密日程。そのためペトロヴィッチ監督は大幅にメンバーを変更してG大阪戦に臨んだ。鹿島戦で先発したメンバーから梅崎、宇賀神、武藤、興梠をベンチスタートに回し、出場停止の森脇も含めて一挙5人の先発を入れ替え。加賀、駒井、関根、石原、ズラタンが先発メンバーに名を連ねた。

 だが、前半8分、第1ステージ終了後にアウクスブルク(ドイツ)移籍が確実視される宇佐美に2試合連続ゴールを決められ先制を許すと、後半もゴールネットを揺らすことはできず。後半12分に石原に代えて興梠、13分にズラタンに代えて武藤、26分には加賀に代えて青木を投入するもゴールは遠く、後半30分に武藤のクロスに李が詰めて惜しいシュートを放つシーンもあったが、4試合連続無得点に終わった。

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2016年6月15日のニュース