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槙野 吹スタ“荒らす”ゴールを「ハードに戦うことが必要」

[ 2016年6月15日 05:30 ]

練習で笑顔を見せる浦和の(左から)武藤、遠藤、槙野、西川ら

明治安田生命 J1第1S第10節 浦和―G大阪

(6月15日 吹田S)
 リーグ3位につける浦和の日本代表DF槙野が吹田スタジアムを“荒らす”構えだ。

 15日にG大阪戦が行われる同会場は、チームとしては初の舞台となるが、槙野は7日に行われたキリン杯ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で一足先に体感。代表戦に加え11日にはG大阪―湘南も行われただけに、芝生の状態を気にしつつ「試合後に芝がはがれるのはバトルしたり、ステップの利いたプレーをしている証拠。荒れたピッチになるようにハードに戦うことが必要」と決意を込めた。3試合連続で白星から遠ざかるが、今季の浦和が掲げる球際の激しさ、攻守の切り替えの鋭さをより意識して流れを引き寄せる。

 前節で鹿島との上位対決に敗れ、第1ステージの自力優勝の可能性が消滅。優勝するためにまずはG大阪、18日の広島と続くアウェーロードでの連勝が必要となる。本拠地移転後のG大阪はホームで2勝1分け4敗と分が悪いだけに「アウェーで乗り込む側としてはいい」とニヤリ。チームは3試合連続無得点で「そろそろ(自分の)ゴールもね」と色気も見せた。DF森脇が累積警告で出場停止。奮起が求められる千両役者は、芝がボロボロになるまで走り切る。

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2016年6月15日のニュース