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熊本 零敗で5連敗 奮闘も遠い1点、町田FW鈴木孝2発で快勝

[ 2016年5月28日 21:42 ]

<熊本・町田>前半、DFを背負いながらシュートを放つ清武(右)

明治安田生命J2第15節 熊本0―2町田

(5月28日 ノエスタ)
 明治安田生命J2第15節の9試合が28日に行われ、前節に続いて震災の影響でうまかな・よかなスタジアムが使用できないため、ノエビアスタジアム神戸を熊本のホームとして町田戦が開催された。試合は町田が2―0で勝ち、熊本は5連敗を喫した。

 この日も熊本は、気迫あふれるプレーを見せた。FW清武が引いては左右にボールを配給するなど自由に動き回って危険なパサーとなるも、ボールをつなぎきれず得点に結びつかない。

 熊本が押しぎみに試合を進めた前半29分、町田DF松本が左サイドを駆け上がり、逆サイドのMF鈴木崇にロングパスが通ると、鈴木崇はフェイントで間合いをとりつつ左足でセンタリング、これをFW鈴木孝が頭で叩き込んで町田が先制した。

 先制点を挙げて動きの良くなった町田は、後半に入るとさらに押し気味に試合を動かし、危険なシーンをいくつも作るが、熊本が最後のところで踏ん張って追加点を許さない。後半23分、熊本はFW巻を投入、同時に町田もFW戸島が入ると再び試合が動き出した。

 巻がポストになり、シャドーとなった嶋田と清武が背後を取る形で熊本が再三チャンスを演出するも、決めきれず。その隙をぬって左サイドを駆け上がった町田のFW戸島が折り返し、競り合ってこぼれ球を鈴木孝がミドルシュートを放って2点目を奪取した。

 その後熊本はFWアンデルソンを投入して奮闘するも1点が遠く5連敗。町田はチャンスを確実に決め、3試合ぶりの勝ち点3をつかみ取った。

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