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2年連続で債務超過クラブなし Jリーグが経営情報開示

[ 2016年5月27日 17:30 ]

 Jリーグは27日、クラブライセンス制度導入4年目となる2015年度の各クラブ(3月決算の柏、磐田、YS横浜を除く)の経営情報を開示し、14年度に続いてJ1とJ2でリーグ参加資格を失う債務超過や3期連続赤字のクラブはなかった。

 J1、J2で単年度赤字は前年度の8クラブから鹿島、新潟、清水、愛媛の4クラブに減った。2期連続赤字だった鳥栖は黒字転換した。J3は秋田と鳥取が債務超過を解消し、藤枝と琉球は3期連続赤字を免れた。

 全クラブを合計した営業収入は前年比で約70億円、営業費用は約56億円増えた。事業規模の拡大傾向が続いており、Jリーグの青影宜典クラブライセンスマネジャーは「財務的に安定し、経営危機のクラブは減ってきている。リーグが発展するためには、これからが勝負」と話した。

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2016年5月27日のニュース