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U23 初勝利も1次L敗退決定…27日にイングランドと最終戦

[ 2016年5月27日 05:30 ]

ギニア戦の後半、厳しい表情で戦況を見る手倉森監督

 トゥーロン国際大会に出場中のU―23日本代表は25日、1次リーグ第3戦をシス・フール・レ・プラージュ市内でギニアと戦い2―1で今大会初勝利を挙げた。しかし、その後、イングランドがパラグアイに勝ったため、1次リーグ敗退が決定した。

 勝利を挙げたものの、手倉森監督の表情は厳しかった。前半10分、相手がロングボールを前線に送った。DFファンウェルメスケルケン際が相手FWスマを体で抑えて、GK櫛引がキャッチしようとしたが、ブロックしきれずに押し込まれた。指揮官は「代表としてあってはならない失点」と厳しく指摘した。

 さらには決定力不足についても触れ「ギニア相手にイングランドは7点取っている」と指摘。今大会最多の2点を取ったが、前半18分にMF前田が決定機を外し、後半ロスタイムの浅野のヘッドも外れた。「前半のチャンスに決めていれば楽になったが、そうならないのが今の我々のレベル」と物足りなさを吐露。27日のイングランドとの最終戦で少しでも修正するしかない。

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2016年5月27日のニュース