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U―23、ガーナA代表に3発快勝 矢島2得点 富樫代表初ゴール

[ 2016年5月11日 21:09 ]

<U23 日本・ガーナ>前半、2点目のゴールを決めた矢島(右)は浅野から祝福を受ける

国際親善試合 U―23日本代表3―0ガーナA代表

(5月11日 ベアスタ)
 熊本地震の被災地復興支援チャリティーマッチを兼ねたサッカーの国際親善試合が11日、佐賀県のベストアメニティスタジアムで行われ、8月のリオデジャネイロ五輪に出場するU―23日本代表がガーナA代表(FIFAランク38位)と対戦。前半に2得点したMF矢島慎也(22=J2岡山)に続いてFW富樫敬真(22=横浜)も代表初ゴールを決め、3―0で快勝した。

 なお、この試合の収益は全額被災地へ寄付される。

 日本は6日の代表メンバー発表時に手倉森誠監督(48)が宣言した通り、4―4―2システムで試合を開始。GKに櫛引、4バックには右から伊東、植田、奈良、亀川が入り、中盤は橋本、大島のダブルボランチ、右に野津田、左に矢島、そして富樫、浅野の2トップという布陣でスタートし、キックオフ直後に野津田が得意の左足でミドルシュートを放つなど積極的に攻撃した。

 そして、前半11分に左サイドでパスを受けた矢島が角度のない位置から右足でシュートを突き刺し先制すると、15分には伊東の右クロスを矢島が右足ボレーで決めてあっという間に2点をリード。30分には富樫が右足で代表初ゴールとなるループ弾を決めて前半で試合を決めた。

 手倉森監督は6人の交代枠を生かし、後半開始から櫛引、奈良、橋本、浅野をベンチに下げ、代わりに杉本、岩波、井手口、金森の4人を一挙投入。13分には大島に代えて追加招集の前田をピッチに送り出した。前田は26分にゴール正面から得意の左足でシュートを放つも、ボールはクロスバーのわずか上に外れ、得点ならず。34分には野津田が左足で決定的な左足シュートを放ったが、大きく外れた。前半に3点を奪った日本だったが、後半は無得点に終わって課題も残した。

 U―23日本代表は試合後いったん解散。13日には、21日にパラグアイとの初戦を迎えるトゥーロン国際大会(18日開幕、フランス)のメンバーが発表される。

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2016年5月11日のニュース