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横浜、先制も粘る甲府に追いつかれドロー 中沢の快挙飾れず

[ 2016年5月8日 16:30 ]

<横浜・甲府>前半、甲府・熊谷(右)と激しく競り合う横浜・中沢(左)

明治安田生命J1第1S第11節 横浜2―2甲府

(5月8日 日産ス)
 3連敗中で上位に食い込めず勝ち点14、暫定9位の横浜は、ホーム日産スタジアムでは無敗の甲府を迎えた。

 立ち上がりから拮抗した展開となるが、試合を動かしたのはMF中村俊輔のフリーキックだった。前半31分、右サイドより中村がゴール前に送ったボールをMF中町がヘディングで合わせ、横浜が先制。

 しかし続く39分、甲府はクリスティアーノが左サイドで起点となり、熊谷がシュートもGKが辛うじて弾き、こぼれたボールを右サイドから河本が再び熊谷に戻し、最後が熊谷がゴール前に飛び込んだ。身長1メートル90のFW、19歳の熊谷がデビュー戦で初ゴールを決め、勝負を振り出しに戻した。

 45分、喜田の強烈なミドルシュートをGKが正面にはじいたところに詰めていた斎藤が反応、きっちりとゴール左隅に決めてスコアを2-1とし、前半を折り返した。

 後半に入ると甲府も粘りを見せ、横浜DFファビオがこぼしたボールに途中から入った甲府のFW森が素早く対応してクロスを送り、ゴール前に詰めていたDF津田が左足で合わせ、再び同点に追いついた。

 横浜は終了間際に怒とうの攻撃を見せるも、勝ち切れなかった。DF中澤は史上4人目となるJ1・100試合連続フル出場を勝利で飾ることはできなかった。

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2016年5月8日のニュース