×

神戸・岩波 攻守で奮闘 敵将称賛「良いところを狙っている」

[ 2016年5月5日 05:30 ]

<神戸・磐田>攻守で奮闘した岩波(右)

明治安田生命J1第1S第10節 神戸4―1磐田

(5月4日 ノエスタ)
 神戸のU―23日本代表DF岩波が攻撃面でも奮闘した。自信があった。1―1の後半3分。藤田のロングスローを頭で流して、背後から走り込んだレアンドロの逆転弾をアシストした。GKを除くフィールドプレーヤー20人中、最も高い1メートル86。岩波は「絶対に勝てると思っていた」。前半から何度も藤田に「ロングスローを使いましょう」と言い続けたかいがあった。

 アシストだけではない。敵将・名波監督が「クリアボールも良いところを狙っている」と称えたように、攻められても簡単にタッチラインに逃げるクリアはしなかった。相手陣地のタッチライン際を狙うことで、レアンドロとペドロ・ジュニオールがキープできるチャンスをつくった。「先に触れれば得点機になる」。ピンチをチャンスに変える攻撃の起点になった。

 リオ五輪まで残り3カ月。「キックの質は五輪でも武器になる」。自らの武器をさらに磨き上げ、リオのピッチに立つことを目指す。

続きを表示

2016年5月5日のニュース