湘南　今季初勝利から中３日で連勝　大槻、途中出場４分でＶヘッド

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１０節第１日 湘南１―０鳥栖

（5月4日 ベアスタ）
　明治安田生命Ｊ１リーグ第１ステージは４日、各地で第１０節の７試合が行われ、前節・４月３０日の横浜戦（日産ス）で今季初勝利をマークしたばかりの湘南が１―０で鳥栖に勝ち、今季初の連勝を飾った。

　湘南は後半２６分、前節でも決勝アシストを決めたＦＷ菊池大介（２５）がゴール前に浮き球のパスを送り、ＦＷ大槻周平（２６）がこれを頭で決めた。

　後半２２分に途中出場し、そのわずか４分後にチームを勝利へと導く今季初ゴールを決めた大槻は「この試合が一番大事だと思っていた。その中で点が取れて良かった。これまで得点を取れていなかったので、絶対に点を取ってやるって気持ちで（ピッチへ）入った」と連勝ちおゴールにホッとした様子。チョウ・キジェ監督（４７）からは「絶対点を取って来い」と送り出されたそうで、「応えられて良かった」と声を弾ませた。

　アウェーの地に駆け付け、「九州の方々に平穏な日々が戻りますように。」という横断幕を掲げたサポーターとともに勝利のダンスを披露した湘南イレブン。チョウ監督は「この勝ち点３を次につなげたい」と気を引き締めた。