×

本田2戦連続出番なし ミランは下位にドロー 地元紙「なぜ、本田ではない?」

[ 2016年4月22日 11:43 ]

地元メディアに采配を疑問視されたACミランのブロッキ監督(AP)

セリエA第34節 ACミラン0―0カルピ

(4月21日 ミラノ)
 イタリア・セリエA第34節で21日、日本代表FW本田圭佑のACミランとカルピが対戦。本田は2試合連続で出場機会がなく、チームは0―0で引き分けた。

 ミハイロビッチ前監督を解任し、ブロッキ新監督を迎えた2戦目のミランは、トップ下にMFボアテングを起用し、本田は2試合連続でベンチスタートとなった。試合は残留争い渦中のカルピに対して、ミランがボールを支配するが、得点を奪うことができなかった。

 良いところがなかったボアテングは後半途中の交代時にブーイングを浴び、MFボナベントゥーラをボランチからトップ下にした変更した布陣も機能しなかった。2人目で投入したFWメネスは精細を欠き、3人目の交代枠で投入したのが18歳FWロカテッリと、ブロッキ監督の采配も疑問だらけだった。

 ブロッキ監督は「良いところもあった。これからも改善していく」と強がったが、地元メディアはボアテングらを酷評し、指揮官の采配にも「なぜ、本田ではないのだ」と疑問を投げかけた。

 6位ACミランは残り5試合で、欧州リーグ出場圏内5位フィオレンティーナと勝ち点差6。17位カルピは貴重な勝ち点1を上積みし、降格圏内18位フロジノーネとの勝ち点差を2に広げた。

続きを表示

2016年4月22日のニュース