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九州にパワーを 熊本地震後初試合で福岡貴重ドロー

[ 2016年4月21日 05:30 ]

<仙台・福岡>サポーターの声援に応える福岡イレブン

ナビスコ杯予選リーグB組 福岡0―0仙台

(4月20日 ユアスタ)
 ナビスコ杯は20日、各地で1次リーグ4節の6試合を行った。熊本地震の影響で10日ぶりの公式戦となった福岡は、アウェーで仙台と0―0で引き分け。1勝2分けとして無敗をキープした。横浜はホームで鳥栖に1―0で勝利。名古屋はホームで甲府に0―0で引き分け、1次リーグ敗退が決まった。

 アウェーで貴重な勝ち点1を積み上げた。熊本地震後初めての公式戦。福岡市内でも震度5の揺れを観測し、現在も断続的な余震が続く。昼夜問わずに緊急地震速報が携帯電話を鳴らすため、寝不足の選手も多い。そんな中、スコアレスドローという結果に井原監督は「結果的に勝ち点3は得られませんでしたが、選手は気持ちを出して戦ってくれた」と納得の表情。チームは26日に福岡市内で募金活動を行う予定。一日も早い被災地復興に向けて、同じ九州からパワーを送る。

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