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Cロナ決勝弾!レアル ジダン監督クラシコ初采配を白星で飾る

[ 2016年4月4日 05:30 ]

バルセロナ戦で決勝ゴールを決めたRマドリードのC・ロナウド(奥)(AP)

 リーガ・エスパニョーラは第31節の4試合が2日に行われ、伝統の一戦「クラシコ」は、3位レアル・マドリードが敵地で首位バルセロナに2―1と逆転勝ち。1―1の後半40分にFWクリスティアーノ・ロナウド(31)が決勝ゴールを挙げ、クラシコ初采配となったジネディーヌ・ジダン監督(43)に白星を贈った。バルセロナは昨年10月から続いていた公式戦無敗のスペイン記録が39試合で止まった。

【リーガ・エスパニョーラ順位表 得点ランク】

 レアル・マドリードの新人指揮官はサイドライン際で興奮を抑えきれずにいた。1―1の後半38分にDFセルヒオ・ラモスが警告2枚で退場し数的不利となった2分後に、速攻からC・ロナウドが決勝ゴール。ジダン監督はベンチから飛び出し歓喜の雄叫びを上げた。「監督として初めてのクラシコに勝てて満足だ。選手たちを誇りに思う」と素直に喜びを語った。

 昨年11月、宿敵に0―4で大敗していたチームをリベンジに導いた。1月に解任されたベニテス監督に代わってBチーム監督から昇格。トップチームで監督経験がないことが不安視されたが、カリスマ性と対話でチームを掌握し、スター選手にも守備を要求。前半40分にC・ロナウドが自陣深く戻ってピンチを救ったのは、それを象徴するシーンだった。就任後公式戦わずか1敗(12勝2分け)で首位と勝ち点7差。「チームが団結し力を出し切って戦えば怖いものはない」と逆転Vを諦めてはいない。

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