李、今季初ゴールが決勝弾「打ったら入ったんで、打つもんだなと」

＜湘南・浦和＞前半、浦和・李はゴールを決め弓引きポーズ

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第４節最終日 浦和２―０湘南

（3月20日 ＢＭＷス）
　浦和の元日本代表ＦＷ李忠成（３０）が今季初ゴールでチームを２連勝へと導いた。

　０―０で迎えた前半４１分、日本代表ＭＦ柏木陽介（２８）がセンターサークル付近で湘南ＭＦパウリーニョ（２７）のパスをカットし、李にパス。迷うことなく左足を振り抜いたミドルシュートが相手ＤＦアンドレ・バイア（３２）の背中に当たって方向を変え、ゴール右に吸い込まれた。

　「打てば入るなというゴール」と振り返った李は、「ここ最近、体の調子がすごくいいんで、シュートというものにこだわっていこうと思って、打ったら入ったんで、打つもんだなと思いました」と笑顔。

　「相手よりセカンドボールを早く拾って速く攻める、湘南らしいサッカーを浦和がしたと思います」と豊富な運動量で知られる湘南のお株を奪うような攻撃で勝ち取った勝利を喜び、「敵地で勝ち点３取ったことはすごく大きい意味を持つと思います」と胸を張った。