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宮間主将「あと4勝するしかない」、10番継承の大儀見は「これが五輪予選」

[ 2016年2月29日 22:13 ]

<日本・オーストラリア>オーストラリアに敗れ一人サポーターに頭を下げる宮間

リオデジャネイロ五輪アジア最終予選 日本1―3オーストラリア

(2月29日 金鳥スタ)
 女子サッカーのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選は29日、大阪市内で開幕。4大会連続の五輪出場を目指すなでしこジャパンは、初戦でオーストラリアに1―3で敗れ、まさかの黒星発進となった。

 主将のMF宮間あや(31=岡山湯郷)は「(初戦の)難しさもあったと思いますが、自分たちの実力だと思う。分かっていたことですが、まだまだ足りないということです」と自分たちが考えていた以上の実力不足だったことを認めた。

 前半に2点を失い、前半終了間際にFW大儀見優季(28=フランクフルト)のゴールで1点差に迫りながら、追いつく前に決定的な3点目を失った。「

 だが、「終わったことを考えても仕方ないので、とにかくあと4勝。まだチャンスはあると思うので、気持ちを引き締めてもう1度向かっていきたい。足りないところもあると思うが、やれることはやっていると思うので、自覚してもっともっと努力したい。あと4勝するしかないので、もう1度自分たちを見つめてきっちりやりたい」と宮間。

 昨季限りで現役引退した澤穂希さん(37)が長く背負ってきた10番を継承した大儀見は「勝ち切れなかったことは非常に残念に思いますが、まだ五輪予選は終わっていないので、残り4試合全部勝てるようにしたいとしっかり準備していきたいと思います」と話すと「これが五輪予選。出場枠は2枠あるので、前向きに考えてやっていきたい」と続け、中1日で迎える3月2日の韓国戦に向け「勝つしかない」と語気を強めた。

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