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49歳カズ 最年長出場記録更新!嗅覚衰え知らず、惜しいヘッドも

[ 2016年2月29日 05:30 ]

<横浜FC・讃岐>後半、ボールをトラップするカズ

明治安田生命J2第1節 横浜FC0―1讃岐

(2月28日 ニッパツ)
 J2は28日、各地で開幕し、横浜FCのFW三浦知良は讃岐戦の後半38分から途中出場、右でん部付近を負傷した昨年10月18日の京都戦以来の公式戦で自身が持つJ2最年長出場記録を49歳2日に更新した。今季初シュートを放つなど存在感を見せたが、試合は0―1の黒星発進となった。

 嗅覚はさすがだ。49歳2日で迎えた開幕戦。カズの今季初シュートは後半44分、惜しいヘッド弾だ。「大久保と津田が前にいた。2人に相手マークがいくからフリーになれると予想していた」。GKの好セーブにあったが巧みにスペースを見つけ、的確に頭で捉えていた。

 出番は0―1の後半38分から。ロスタイムを含めた出場10分間は可能な限りゴールに迫った。右クロスでCKを奪い、ゴール前でオーバーヘッドを狙う場面も。「これからもシュートを狙える位置に入っていきたい」と貪欲だった。

 もちろん0―1の結果は悔しさしかない。試合後のシャワー室では松下、寺田らと「勝たないと何も変わらないと話し合った。きょうから次戦に向けて準備します」。40代最後のシーズンは始まったばかり。巻き返す時間はたっぷりある。

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2016年2月29日のニュース