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史上初!欧州1部リーグで日本人3人同時先発!清武2点演出も

[ 2016年2月29日 05:30 ]

<シュツットガルト・ハノーバー>後半、競り合うハノーバーの清武(中央)。奥は山口

ブンデスリーガ第23節 ハノーバー2―1シュツットガルト

(2月27日)
 ハノーバーの日本人トリオが初の快挙を白星で飾った。中盤をダイヤモンド形にした4―4―2で清武がトップ下、山口が左MF、酒井宏が右サイドバックでピッチに立ち、欧州1部の同一チームで日本人が初めて3人同時に先発。前半途中から山口が本職のボランチに入ると、リズムが生まれた。

 右第5中足骨骨折から復帰して昨年11月のヘルタ戦以来11試合ぶりの出場となった清武は直接FKから1アシストを含む全2点を演出し、逆転勝利に貢献。清武は「3人一緒に出るというのは凄く珍しい。そういう意味でも勝利は大きかった」と胸をなで下ろし、山口も「ボランチで出たのは初めて。もっと良くしていく努力をしたい」と手応えをつかんだ。

 チームは最下位に沈むが、連敗を8で止めた。「僕たち3人がいて降格することは、日本人の評価を下げてしまうことにもなる」と酒井宏。危機感を抱く日本人トリオが1部残留への希望となる。

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2016年2月29日のニュース