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G大阪 課題噴出も…宇佐美弾が収穫 得点量産へ「流れつくれた」

[ 2016年2月21日 05:30 ]

後半23分、ヘディングでゴールを決める宇佐美

富士ゼロックス・スーパー杯 G大阪1―3広島

(2月20日 日産ス)
 新戦力との守備の連動性や攻撃の構築、攻守の切り替え…。G大阪は課題が噴出し、連覇はならなかった。明るい材料を探すなら、2年連続でチーム第1号を決めた日本代表FW宇佐美だ。

 0―2の後半23分。相手DFの視界から消える動きで背後を突き、MF阿部の右クロスに頭から飛び込んだ。「ああいうポイントに入って、ワンタッチでゴールを取ることは必要になってくる」。A代表も含め、得点を取れば負けない不敗神話は「43」試合でストップしたが、宇佐美の顔に悲観の色はない。

 「得点ができたことで今後の流れもできる。去年もゼロックス杯で1発目を取ってから割と量産できた。そういう流れはつくれた」。練習試合では3戦無得点でも、今季初の公式戦でゴール。公式戦66試合出場30得点と大暴れした昨年に続く活躍を予感させた。

 得点後には昨年末に生まれた長女・すみれちゃんのイニシャル「S」を両手でつくる新パフォーマンスも披露。愛する家族を背負い、24日に開幕するACL、そしてJリーグでゴールを重ねていく。

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2016年2月21日のニュース