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なでしこ猶本 院生でリオへ!4月から筑波大大学院に進学

[ 2016年2月17日 09:07 ]

男子高校生との実戦練習で相手をマークする猶本(右から2人目)

 なでしこジャパンのMF猶本光(21=浦和)が筑波大の大学院に進学することが16日、分かった。昨季は筑波大4年生として体育専門学群を専攻しながら、なでしこリーグでプレー。現在はリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29日~3月9日、大阪)に向けた沖縄合宿に参加中で“院生フットボーラー”としてリオ五輪を目指す。

 FW安藤梢(33=エッセン)も筑波大大学院に籍を置いているものの、現在はドイツでプレーしているため休学中。大学院に通いながら女子代表として戦う選手は異例だが、猶本は自身の成長につながると判断して、安藤と同じ道を歩むことを決意した。

 ゲームメーカーとしての能力に加えて体も強く、引退した澤穂希さんの後継者として期待される21歳。リオ五輪アジア最終予選メンバー生き残りを目指し、今は国内組25人が参加する沖縄合宿でアピールを続けている。2部練習を行ったこの日は午前、午後とも控え組のボランチに入り、上尾野辺とコンビを組んだ。「プレッシャーがある中で、いかにできるか。チャレンジしていきたい」。猶本の挑戦は続く。

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2016年2月17日のニュース