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闘莉王「来年J1に帰ってきたい」カムバック誓いブラジルへ

[ 2016年2月15日 07:03 ]

ブラジルへ出発した闘莉王

 名古屋を退団し、今季は母国ブラジルで現役続行を決断した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(34)が来季のJリーグ復帰を目指す意向を明かした。14日、中部国際空港からブラジルへ出発。「いったん、ブラジルに戻って何をするか決めて、また違いを見せられるように、選手として来年帰ってこられるようにしたい」と明かした。

 現在、ブラジル1部クラブからオファーがあるが「まだ決断はしていない」と言う。一方で「ひと皮むける経験ができれば。鍛え直して戻って来たい。今は引退は考えていない」と前向きな心情も吐露。母国で生活する母親の体調面も考慮しての離日で、「親孝行ができれば」とも話した。

 昨季終了後、名古屋から受けた1億円ダウンの契約延長オファーに「必要とされていない」と感じ悩んだ末に退団を決意。不完全燃焼な形で日本を離れることになり「とてつもない心の痛みがある。自分らしいあいさつができていない」と言った。高校時代から18年を過ごした日本サッカーへのカムバックを誓い、闘将はブラジルへ向かった。

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2016年2月15日のニュース