Ｕ２３矢島　岡山で始動「五輪へＪ１よりも数字を残さないと」

　Ｊ２岡山に所属するＵ―２３代表ＭＦ矢島慎也（２２）と同ＦＷ豊川雄太（２１）が９日、始動した。浦和からの期限付き移籍期間を１年延長した矢島は今季から背番号１０を背負う。練習後に合同記者会見が行われた。

　≪矢島選手と一問一答≫
　――１３日からは宮崎キャンプが始まるが

　五輪予選を戦った選手はもう合流している。こんなに休みはいらないとも思ったけど『１年間戦えるように』と休みを与えてくれた。それを上手く使いながらシーズン通して戦いたい。ファジアーノではボランチなので、繋ぎの部分やラストパスなど全ての部分で質を高めていきたい。

　――五輪本戦へ向けて

　今までよりも厳しい戦いが待っている。もう予選は終わったこと。他の選手はＪ１へ移籍したりした。自分はＪ２の舞台なのでＪ１の選手よりも数字を残さないといけないし、内容も圧倒したい。

　――アジア予選での手応えと課題は

　チームとしての話になるけど内容が悪くても勝ちに持って行けることができたところ。個ではメンタル。ああいう経験ができたことは大きい。課題は相手がパワーがある時に自分のプレーができるかどうか。もう少し勇気を持ってボールに触りにいかないといけなかった。Ｊ２でも同じような時間帯はある。その時に自分が流れを変えるようにプレーしたい。

　――昇格へ向けて

　簡単じゃない。サポーターの方々も覚悟を持って欲しい。チームが一つにならないと山口にも普通に負けると思う。それでも努力はしていくので、楽しみに待っていて欲しい。