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川澄、海堀引退は“W杯決勝5失点が原因ではない” 自身は「年も年だし」

[ 2016年1月16日 16:48 ]

なでしこジャパンMF川澄奈穂美

 なでしこジャパンのMF川澄奈穂美(30=INAC神戸)が16日、自身のブログを更新。15日に突然の現役引退を発表したチームメートのGK海堀あゆみ(29)を思いやるとともに、自身の引退について「年も年だし、私もすーーーぐ引退になりますわ」とつづった。

 川澄は、「唯一の同期で、同世代の海堀。もう8年も同じチームでやってたんだねー」とINAC神戸でもなでしこジャパンでも一緒だった1歳下の海堀との関係を振り返り、「海堀に伝えたいことはたくさんあります。それは直接本人とお話ししたのでもう良いです」と大きな決断に至った後輩へのメッセージはあえて封印。

 だが、29歳という年齢で海堀が引退した背景について、一部で噂されていることについては我慢がならなかったようで、「口ベタな(?)海堀の代弁をさせていただくと、『この前のW杯決勝戦がダメージになってるのでは…』と憶測されている方もいますが、それはないですね。あの試合、別に海堀のせいで失点したわけではないですから」と昨年7月の女子ワールドカップ(W杯)決勝・米国戦で日本が5失点して敗れたことは今回の決断には無関係であることを強調し、「むしろ前半で交代した私のがダメージ大きいです(自虐)」と、先発しながら前半39分でベンチに下がった自身により責任があるとした。

 「ただ、本当に相当の覚悟を持って現役生活を送っていたことはわかりました。(知ってたけど)。今年になってから、みんなで『海堀うまさに磨きかかったよね』って、良く話してたんです。だからこそ、まだまだ一緒にやれると思っていたし、引退だなんてと、思いますが、本人が決めたことです」という川澄。「年も年だし、私もすーーーぐ引退になりますわ!こーしてサッカーできるのは本当に当たり前じゃないんです!!!!!!全てのことに感謝して、一瞬一瞬を大切に、全身全霊でサッカー選手したいと思います!!!!!!」と自身の現役生活の終わりについても思いをはせた。

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2016年1月16日のニュース