×

5年半ぶりにFC東京復帰 城福監督「壁を壊さないといけない」

[ 2016年1月13日 17:11 ]

 FC東京の城福浩新監督(54)が13日、今シーズンに賭ける思いを語った。

 本格始動は16日だが、この日からFW阿部、MF水沼、DF駒野、GK秋元の新加入選手を含む日本人選手が東京都・小平市の練習場で練習を開始し、フィジカル中心のメニューを約1時間半消化した。練習後、約5年半ぶりのFC東京の監督復帰が決まって以来初めて公に口を開いた城福監督は、「自分の思いは別に、何をしに戻ってきたのか、自分は分かっているつもり。彼ら(選手)ともに頂点を目指せることを幸せに感じている」と話した。

 FC東京を08年から約2年半指揮した第一次政権では、09年にナビスコ杯を制覇。ただクラブとしてもまだJリーグ制覇がないとあって、城福監督は練習前のミーティングで選手に対し「壁を壊さないといけない」とリーグタイトルを目指すことを確認したという。

 また2月9日に予定される今シーズン公式戦初戦、ACLのプレーオフに関しては「その後の長いシーズンを考えると、ここに向けてすべてを合わせるわけにはいかない。クラブにとっても自分にとっても難しい舵取りになる」と強調した上で「2016年の2月9日という日は、日本サッカー界の幕開けとなる日。サッカー界を盛りあえげるためにも、乗り越えないといけない」と必勝を誓った。

続きを表示

2016年1月13日のニュース