明徳義塾　高知勢29大会ぶり８強　終盤３発「神様がチャンスを」

第９４回全国高校サッカー選手権大会３回戦 明徳義塾３―０各務原

（1月3日 浦和駒場）
　明徳義塾は高知勢として２９大会ぶりにベスト８に進んだ。ＰＫ戦突入かと思われた後半３８分に相手が決定機を外すと、その１分後に右サイドを崩して均衡を破った。小松監督は「普段の行いがいいから、神様がチャンスをくれたのかな」と冗談交じりに喜んだ。

　負ければバスで１２時間以上をかけて帰路に就く予定だったという。準々決勝で前回覇者と当たることが決まり、先制ゴールを決めた三田村は「全国に出たら相手は格上ばかり。失うものがないのでやりやすい」と強気に言った。