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U―23代表、残り2枠に豊川と三竿!GKは中村辞退で牲川招集

[ 2015年12月30日 18:35 ]

 日本サッカー協会は30日、来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権(1月12日開幕、カタール)に臨むU―23日本代表メンバーの残り2枠にDF三竿健斗(19=J2東京V)とMF豊川雄太(21=鹿島)を選出したと発表した。

 また、GK中村航輔(20=J2福岡)が負傷のため最終予選メンバーを辞退。代わりに、この日打ち上げられたU―22日本代表の沖縄・石垣島合宿に参加していたGK牲川歩見(21=J2磐田)を追加招集することも併せて発表した。中村は同代表の正GKだが、24日の練習中に左足を痛め、石垣市内の病院で検査を受けた結果、第5中足骨と腓骨(ひこつ)筋腱に炎症が見つかっていた。

 手倉森誠監督(48)率いるU―23日本代表は、アジア最終予選で来年1月13日に北朝鮮、16日にタイ、19日にサウジアラビアと1次リーグで対戦。決勝トーナメントを勝ち抜いて上位3チームに入れば、6大会連続の五輪出場が決定する。

 ▼三竿 今回、U―23日本代表に選出されて、非常に嬉しく光栄に思っています。代表に入れなかった同世代の仲間たちの気持ちもしっかりと背負って、皆を代表しているという自覚を持ってプレーしてきます。五輪の出場権を獲得できるように、チームに貢献できるように戦ってきます。

 ▼豊川 日本代表として五輪最終予選に臨めることは大変光栄なことであり、大きな喜びを感じていますが、まだまだスタートラインに立ったにすぎません。個人としてもチームとしても、これからが本当の勝負です。リオへの切符を勝ち取ることは最低条件。ここから更にコンディションと気持ちを高めて、カタールでの戦いに臨みたいと思います。

 ▼牲川 中村航輔選手と交代という形でU―23日本代表に入ることになりましたが、選ばれなかった選手のためにも五輪の切符を必ず日本に持ち帰りたいと思います。

 ▼中村 目標にしていた五輪最終予選に行けないのは悔しいです。ただ、五輪出場の切符を仲間が取ってきてくれると信じています。自分は自分のやるべきことをしっかりやって、またこの代表に戻ってくることを目指します。

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2015年12月30日のニュース