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五輪最終予選出場は絶望的 広島MF野津田は全治8週間の重傷 

[ 2015年12月11日 20:59 ]

 J1広島は11日、10日に横浜国際総合競技場で行われたクラブワールドカップ(W杯)1回戦・オークランド(ニュージーランド)戦で負傷交代した2選手の状況について、MF野津田岳人(21)が右膝内側側副靭帯損傷で全治8週間、MF柴崎晃誠(31)が左膝後十字靭帯不全損傷で全治3週間とそれぞれ診断されたと発表した。

 来年1月にリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選(1月12日開幕、カタール)を控えるU―22日本代表の主力でもある野津田はオークランド戦の前半9分に強烈な左足シュートで先制弾に絡みながら、2分後に接触プレーで右膝を負傷。一度はピッチに戻ったが、同14分に交代。その野津田と交代で途中出場した柴崎も後半3分に左ひざを痛めてFWドウグラスと交代していた。

 中東遠征中のU―22日本代表は10日にカタールのドーハでU―22イエメン代表と親善試合を行い、格下相手に見せ場なくスコアレスドロー。強烈な左足ミドルを武器とする野津田は五輪最終予選に向けて同代表に欠かせない戦力だが、出場は極めて厳しくなった。

 U―22日本代表は13日にUAEのドバイでU―22ウズベキスタン代表と対戦し、14日に帰国。22日から30日まで沖縄・石垣島で強化合宿を行った後、来年1月2日から決戦の地・カタールでの直前合宿に入り、12日開幕の最終予選では13日に北朝鮮、16日にタイ、19日にサウジアラビアと1次リーグで対戦する。
 

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2015年12月11日のニュース