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昇格失敗のC大阪、楠神と契約更新せず…フォルランに譲るまで背番号10

[ 2015年12月11日 15:24 ]

 J2C大阪は11日、契約満了に伴い、MF楠神順平(28)、MF岡田武瑠(21)両選手と来季の契約を結ばないと発表した。

 滋賀県出身の楠神は、1学年下のMF乾貴士(27=エイバル)らとともに“セクシーフットボール旋風”を巻き起こした野洲高が05年度の全国高校サッカー選手権で優勝した時のメンバーで、同志社大を経て2010年にJ1の川崎F入り。13年に当時J1だったC大阪へ移籍し、同年はいきなりエースナンバーの10番を背負った。元ウルグアイ代表FWフォルランが加入した昨季以降は10番を元W杯MVPに譲り、背番号11を付けていた。リーグ戦の通算成績はJ1が120試合10得点、J2が21試合3得点。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも8試合出場(0得点)している。

 クラブを通じ、「3年間ありがとうございました。色々な経験をさせてもらう中で、自分自身結果を残せなかったことがサポーターの皆さんに本当に申し訳なく思っています。でもプレーオフで最高の雰囲気を作ってもらい、その中でサッカーをさせてもらったことはサッカー選手としてすごく幸せでした。サポーターの皆さん、これからもセレッソを宜しくお願いします。僕も次の場所で頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントを発表している。

 兵庫県出身の岡田はC大阪の下部組織育ちで、13年には当時JFLだった長野(現J3)への期限付き移籍も経験。昨季からC大阪に復帰したが、J1、J2の出場はなかった。岡田はクラブを通じ、「中学生年代から9年間セレッソ大阪に所属し、サポーターの皆さんを含め本当に多くの方々に支えられてここまできました。感謝の気持ちで胸がいっぱいです。度重なる怪我もあり、結果を残せず苦しい時期もありましたが、セレッソで多くのことを経験させてもらい、成長できた9年間だったと思います。この想いを絶対に忘れず、応援していただいたみなさんに恩返しができるよう頑張っていきます。ありがとうございました」と談話を発表している。

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2015年12月11日のニュース