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横浜FC 異例のルス監督復帰発表…9月にクラブワースト8連敗で辞任

[ 2015年12月1日 17:15 ]

横浜FCは、ルス監督の再登板を発表

 J2横浜FCは1日、8連敗を喫した9月に成績不振と体調不良により辞任したスロベニア人のミロシュ・ルス前監督(53)が来季から監督に復帰すると発表した。

 ルス氏は今季から監督に就任。だが、7月から9月にかけ、J2では2001年以来14年ぶりにクラブワースト記録へ並ぶ8連敗を喫して22チーム中17位に低迷。9月15日に辞任した。後任として“緊急登板”となった中田仁司強化育成テクニカルダイレクター(53)は任された11試合を4勝5分け2敗で切り抜け、15位でJ2残留を決めたが、シーズン終了後に来季は強化育成TDに復帰することが今月22日に発表されていた。

 2カ月のブランクを経て復帰が決まったルス氏はクラブを通じ、「クラブから再登板の話を頂き、一度スタートしていたチーム作りを再度任せて頂けるということに大変感謝し光栄に思っています。試合結果もさることながら、私の一身上の都合、体調のこともあり途中で辞任せざるを得なかったことを改めて謝罪したいと思っております。ただ、 もう一度頂きましたこのチャンスで関係者の皆様、サポーターの皆様には更に魅力的なサッカーをお見せすることを約束し、まずはトップ6を目標としてすべてを捧げる 一存であります。2016シーズンもよろしくお願いします」とコメント。

 ルス監督の再登板について、北川浩史代表取締役兼CEOは、「ルス氏は、体調が完全に回復し、リベンジに燃えています。皆様のご理解とご協力、そして熱い応援を引き続き何卒よろしくお願いいたします」とコメントしている。

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2015年12月1日のニュース