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年間3位G大阪が下克上CS決勝進出!延長戦で藤春弾!2位浦和下す

[ 2015年11月28日 16:34 ]

<浦和・G大阪>延長後半13分、G大阪・藤春が決勝ゴールを決めガッツポーズ

Jリーグチャンピオンシップ準決勝 G大阪3―1浦和

(11月28日 埼玉)
 Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)は28日、埼玉スタジアムで準決勝が行われ、年間勝ち点3位のG大阪が第1ステージ覇者で同2位の浦和を延長戦の末3―1で下し、同1位の広島と対戦する決勝進出と来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)本戦出場を決めた。CS決勝はホーム&アウェー方式で、12月2日に第1戦、同5日に第2戦が行われる。

 11年ぶりに復活したCSで、G大阪はリーグ戦19ゴールを決めた日本代表FW宇佐美をトップ下に配置する布陣でスタート。1トップにはパトリックが入った。

 開始直後の前半3分には阿部が早くもイエローカードを受け、遠藤がゴール前で相手の柏木にボールを奪われるなど不安な立ち上がり。積極的にシュートを打ってくる浦和に対し、G大阪はゴール前で体を張ってしのぐ展開が続いた。

 だが、G大阪は後半2分、左サイドの高い位置で大森が相手ボールをインターセプト。大森からのパスをペナルティーエリア内で受けた今野がフリーで右足を振り抜いて先制。その後、日本代表GK東口が再三のスーパーセーブを見せるなど、試合の主導権を握りかけた。だが、後半27分、途中出場のズラタンに頭で押し込まれて追いつかれると、試合は延長戦へ突入。

 そして迎えた延長後半13分だった。直前の大ピンチをポストに助けられたG大阪は、右クロスを受けた藤春が利き足とは逆の右足でボレーシュート。これがゴール右隅に決まって勝ち越すと、ロスタイム突入後の16分にはパトリックが押し込んで決定的な1点を加えた。

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