×

清水、小林伸二氏の監督就任発表「1年でJ1復帰」 今季は徳島指揮

[ 2015年11月25日 11:29 ]

清水の監督就任が決まった小林伸二氏

 来季はJ2で戦う清水は25日、今季まで徳島で監督を務めた小林伸二氏(55)の監督就任を発表した。

 小林氏は長崎県出身。堅守速攻のチームづくりや若手育成に定評があり、02年に大分、08年に山形、13年に徳島をJ1昇格へと導いた。

 小林氏は「このたび、清水エスパルスの監督というすばらしい仕事をいただき、大変感謝しているとともに、サッカーどころである清水、静岡のチームを率いる厳しさに身が引き締まる思いです。これまでの私自身の経験を活かしながら、選手たちと一緒にさらに成長させていきたいと考えております。来季の厳しい戦いに向けて全身全霊を尽くし、皆様のお力もいただきながら、まずは1年でのJ1復帰を目指します。今後ともご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

 左伴繁雄代表取締役社長は、監督を人選する上でいくつかの選考要件を設けたことを明言。「1.監督就任後、2年以内にJ1昇格経験のあること」、「2.J1昇格翌年に、残留させた経験をもつこと」、「3.経営規模の異なるクラブを経験し、その双方で結果を出せていること」、「4.選手、コーチングスタッフ、フロントスタッフとの距離を縮めて信頼関係を築くことが出来る人間性を持っていること」、「5.ウイークポイントである守備力を短期間で改善出来ること」、「6.ポジション別の個人指導に定評のあること」の、6つの要件を満たす小林氏に監督就任を要請したと説明している。

 人選の理由を述べた左伴社長は、「小林新監督のもと戦闘意欲を高め、ハードワークするチームを再構築し、選手、スタッフ、フロントが一丸となってJ1への復帰を目指します。皆様のご支援、ご声援を引き続きよろしくお願いいたします」とコメントした。

続きを表示

2015年11月25日のニュース