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岡崎“主将”PK失敗悔やむ「あまり蹴らないので緊張もあった」

[ 2015年11月18日 05:30 ]

カンボジア戦の後半、PKを止められ悔しがる岡崎

W杯アジア2次予選E組 日本2―0カンボジア

(11月17日 プノンペン)
 日本代表FW岡崎が天を仰いだ。後半1分に香川が得たPKでキッカーを務めた。短めの助走から右足でゴール右下を狙ったが、相手GKがセーブ。「試合中にあまり蹴ったことがないので。緊張もあった」と悔やんだ。

 後半6分に競り合った相手DFがオウンゴール。「ゴールを決められれば良かったですけど」。一年を締めくくる最終戦は過去3年連続で得点してきたが“記録”は途切れた。長谷部に代わり、主将マークをつけて臨んだ一戦。チーム最多タイのシュート4本を放ち、存在感を見せたが「若いチームを、もっと楽にしてやりたかったという悔しさはある」と唇をかんだ。国際Aマッチ出場数は98に伸び、横浜MF中村俊輔に並ぶ歴代5位となった。中村は「まだまだ、これからも学びたい」と師と仰ぐ存在。節目の試合にW杯予選出場3戦連発で花を添えたかったが、かなわなかった。

 12日のシンガポール戦は出場機会がなく、1トップに入った金崎が決勝弾。定位置を脅かす存在として浮上してきた。「来年は厳しい戦いが待っている。質の高い戦いができれば」。W杯予選を戦うチームはもちろん、自身も新戦力との競争に勝たなければならない。

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2015年11月18日のニュース