福岡、大宮昇格に“待った”井原采配ピタリ！17戦ぶり出場ＤＦがＶ弾

Ｊ２第４０節最終日 福岡４―０群馬

（11月8日 正田スタ）
　Ｊ２は８日、各地で第４０節最終日の１０試合が行われ、３位の福岡が４―０で前節１５位の群馬を下して１０戦負けなしの６連勝。２位・磐田を勝ち点２差でピタリと追走するとともに、首位・大宮の今節でのＪ１昇格決定に“待った”をかけた。

　福岡は前半４６分、セットプレーから最後はＤＦ浜田が頭で決めて先制。怪我が癒え、７月１２日の水戸戦以来１７試合ぶりの出場を先発で飾った浜田の６月６日の徳島戦以来２３試合ぶりとなる今季４ゴール目で勢いに乗ると、後半２４分には右クロスをＦＷ酒井が、３１分には右ＣＫをＦＷウェリントンがそれぞれ頭で叩きこみ、ヘッド弾３連発で試合を決め、後半４９分には途中出場のＦＷ平井がこぼれ球を押し込んでダメを押した。

　福岡はこれで６連勝。最近１０試合を９勝１分けと驚異的なペースで勝ち点を積み上げている。勝ち点は７６となり、Ｊ１への自動昇格圏となる２位・磐田に勝ち点２差、首位・大宮にも４差に詰め寄った。残り２試合の対戦相手は愛媛と岐阜。２０１１年以来５年ぶりのＪ１へ、逆転での自動昇格も夢ではなくなってきた。