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湘南・遠藤 大争奪戦ぼっ発!川崎Fも名乗り、早くも5クラブ

[ 2015年11月4日 05:45 ]

今オフに争奪戦となる湘南・遠藤

 浦和、鹿島などに続き川崎Fも湘南の日本代表DF遠藤航(22)の獲得に参戦する方針であることが3日、分かった。川崎Fの関係者は「正式なオファーを出すなら今月中に出さないと」と明言。既に浦和が先陣を切って正式オファー。鹿島、名古屋、神戸も獲得の最上位にリストアップ済みで、早くも5クラブによる大争奪戦の様相だ。

 遠藤の最大の魅力は複数のポジションを高いレベルでこなすこと。湘南では主に3バックの右を務める。主将を務めるU―22日本代表ではボランチ、今年はA代表にも選出され、ハリルホジッチ監督からは右サイドバック、ボランチとしても期待される。定評あるキャプテンシーに加えフィジカル、1対1の強さは国内トップクラスだ。

 昨オフにも浦和から獲得オファーを受けた遠藤は残留を決断。今季は当面の目標だったJ1残留に導き、来季はステップアップを模索する可能性が高い。湘南とは来季も契約を残し、獲得には移籍金が必要となるが、湘南幹部は「代えの選手はいないが、無理に引き留めるつもりはない」と話しており、移籍を容認する構えだ。

 現時点ではトップを切って2年連続の正式オファーを出した浦和がリードしているものの、今後、争奪戦の激化は免れない状況。守備的なポジションも補強ポイントとする川崎Fでは、条件面など情報集集を進めている。

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2015年11月4日のニュース