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G大阪 ACL準決勝最大の敵は疲労 指揮官「蓄積見られる」

[ 2015年10月20日 05:30 ]

 G大阪は19日、21日のACL準決勝・広州恒大戦(万博)に備え非公開で調整した。9月30日の初戦はアウェーゴールを奪いながらも1―2で敗れた。1―0勝利でも決勝進出が決まる一戦だが、過密日程をしのいできたチームは万全からはほど遠い状態だ。

 この日は体を動かす程度の練習しか消化できず、長谷川監督は「ヤット(遠藤)はきょうはやっていないですし、藤春、(呉)ジェソク、米倉、岩下、パトリックもまだまだ。名前は出していないけど(他の選手にも)連戦の蓄積疲労は見られますね」と苦い表情を見せた。

 対する広州は2週間以上のリーグ戦中断で休養し、再開の17日の試合に勝利した上で18日に来日。元ブラジル代表パウリーニョら強力な戦力を擁する上にコンディションも万全だ。敵軍の情報を把握する指揮官は「1―0で勝つプランは不可能。始めから飛ばして2点差ぐらいで勝つつもりじゃないと厳しい」と覚悟を固めた。アジアNo.1金満クラブに満身創痍(そうい)のガンバが挑む。 

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2015年10月20日のニュース