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ブラッター会長不服申し立て 倫理委処分受け、FIFA上訴委に

[ 2015年10月9日 22:47 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会から90日間の暫定的な活動停止処分を受けたブラッター会長が、FIFAの上訴委員会に不服申し立てをしたと9日、英BBC放送(電子版)が報じた。

 英BBCは同会長のアドバイザーのコメントとして「会長は既に上訴委に申し立てをした。彼は地位を守り、無罪が証明されると確信している」とのコメントを伝えた。

 倫理委の裁定部門によると、処分発表から2日以内に申し立てをできる。ただし、活動停止処分は継続される。

 倫理規定違反を理由に6年間の活動停止などの処分を受けた韓国の鄭夢準(チョン・モンジュン)元副会長は、処分が会長選立候補を妨害する謀略だとして、来週にスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を含むあらゆる法的対策を取ると表明した。ブラッター会長の背任や横領疑惑で、責任を問う訴訟も起こすと明らかにしたが、具体的な内容は不明。(共同)

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2015年10月9日のニュース