ハリルホジッチ監督　Ｅ組首位浮上に「素晴らしい、美しい勝利」

＜シリア・日本＞前半、指示を出すハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

Ｗ杯ロシア大会アジア２次予選Ｅ組 日本３―０シリア

（10月8日 オマーン・マスカット）
　４試合を消化してようやくＥ組の首位に立った日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６３）が安どの表情で試合を振り返った。

　「この勝利を探しにきた」とまずは勝利にひと安心。続けて「前半はあまり良くなかったが、ハーフタイムに修正した。後半、少しプレーが良くなって仕留めることができた」。前半を０―０で折り返すも、後半１０分に本田のＰＫで先制すると３点を奪い、シリアを一蹴した戦いを分析した。

　「素晴らしい、美しい勝利」と口調も滑らかな指揮官。「我々の強みというのはチームの組織力。いい雰囲気だし野心も持っている。もっともっと向上したい」。初戦の格下シンガーポール戦でまさかの０―０のドローに終わり、怒り狂った姿はもう、そこになかった。

　▼イブラヒム・シリア代表監督の話　日本は非常にいい試合をした。おめでとうと言いたい。うちの選手も頑張ったが、守備ラインのミスが失点につながった。特に１点目が痛かった。