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本田から3発快勝!ハリル日本 シリア下しグループ首位!

[ 2015年10月8日 23:52 ]

シリア戦の後半、先制のPKを決める本田

W杯ロシア大会アジア2次予選 日本3―0シリア

(10月8日 オーマーン・マスカット)
 サッカー日本代表は8日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選を中立地のオマーン・マスカットでシリア代表と対戦し、3―0でシリアを下し3連勝。負ければ自力での1位突破が消滅する一戦で、勝ち点を10に伸ばし、同9のシリアをかわしてE組の首位に立った。

 後半10分にMF本田がPKを決め先制し、同25分にFW岡崎、同43分に宇佐美が追加点を奪った。本田はこれで3戦連続、岡崎は2戦連続のゴール。

 この日の先発は9月8日のアフガニスタン戦からはメンバー2人が入れ替わった。右太腿裏故障でメンバーから外れたDF酒井宏に代わり酒井高、DF森重に代わり槙野が先発となった。

 序盤は優位に試合を進めていた日本だが、なかなか得点を奪えない。前半26分には原口、本田のシュートでゴールに迫るが得点できず。逆に酷暑の影響もあってか、終盤は攻め込まれる場面も多く見られたが、0―0で折り返した。

 後半10分、岡崎がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。本田がゴール左へ冷静に決めて先制した。同25分には、中央に切り込んだ香川からパスを受けた岡崎が、右足で押し込んだ。さらに同43分には本田からのパスを受けた途中出場の宇佐美が、試合を決定づける3点目をマークした。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング55位の日本と、同123位のシリアの対戦成績は日本の8勝1分けと負けなし。E組4チームとの対戦はこれで一巡した。日本は初戦で格下のシンガポールに0―0で引き分け、出足でつまずいたが、それから3連勝。3連勝だったシリアは、初黒星を喫した。

 日本は13日にテヘランでイランとの国際親善試合に臨み、11月12日に2次予選で敵地でのシンガポール戦に臨む。2次予選は各組1位と、2位のうち上位4チームの計12チームが最終予選に進む。

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