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岡崎 7戦7発「○○スタン」キラーの本領発揮だ!

[ 2015年9月8日 05:30 ]

練習で軽快な動きを見せる岡崎

W杯アジア2次予選E組 日本―アフガニスタン

(9月8日 イラン・テヘラン)
 中央アジアキラーが本領を発揮する時が来た。FW岡崎は「チャンスを決めなければいけないのが自分の立場。チームが勝つために自分がゴールできれば」と意気込んだ。3日のカンボジア戦では6本のシュートを放ちながら不発に終わった。アフガニスタンは守りを固めてくることが予想されるが、今度こそ得点をものにする。

 岡崎は過去、ウズベキスタンやタジキスタンといった中央アジアの国々との対戦で、7戦7発とゴールを量産。09年6月6日、敵地で行われたW杯南アフリカ大会アジア最終予選ウズベキスタン戦では、本大会出場を決める決勝弾を決めるなど、相性は抜群にいい。ハリルホジッチ体制となってからも今年3月31日の親善試合ウズベキスタン戦で1得点するなど、「~スタン」という相手に対してキラーぶりは健在だ。

 引いて守られた時に崩すイメージも湧いている。ミーティングでも相手の分析映像を見た。6月に対戦したシンガポールや、カンボジアに比べて「もう少しスペースはある」と、決定機の回数は増える見込み。あとは自身の体で相手ゴールにねじ込むだけだ。

 気掛かりはカンボジア戦の交代の要因となった右足首痛だが、現在国際Aマッチ通算44得点を記録している現代表のトップストライカーの存在は欠かせない。高地、乾燥、アフガニスタン・サポーターで埋め尽くされると予想されるスタジアム…。不安要素を挙げればきりがないが、岡崎は「環境よりも自分たちがいかに集中力を高く保っていられるか」とポイントを挙げた。幾度となく中央アジアの国々を叩きのめしてきた背番号9がゴールをこじ開ける。

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2015年9月8日のニュース