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G大阪、敵地でスコアレスドロー…宇佐美痛恨イエローで次戦出場停止

[ 2015年8月26日 20:52 ]

<全北・G大阪>前半、激しいチャージを受けるG大阪の宇佐美(右)

ACL準々決勝第1戦 G大阪0―0全北

(8月26日 全州)
 G大阪は26日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝第1戦で全北(韓国)と対戦し、0―0で引き分けた。

 アウェーの全州ワールドカップスタジアムで行われた1戦。ともに8強入りした柏が前日25日ホームで広州恒大(中国)に1―3で敗れて準決勝進出が厳しくなり、期待がさらに高まった昨季3冠のG大阪だが、MF今野を出場停止で欠き、東アジア杯に出場したDF米倉はメンバー外。FW宇佐美とFWパトリックの2トップで臨んだ前半、なかなか攻撃の糸口がつかめず0―0で折り返すと、長谷川監督が動いた。

 後半開始からMF大森に代えてMF倉田を投入すると、宇佐美を左サイドに下げ、トップ下に倉田、1トップにパトリックという布陣に変更。直後の後半2分、DF丹羽の左足ミドルはゴールをとらえることができず、5分にはボランチで先発した明神がかつてG大阪でプレーしたイ・グノとの接触で左目じり付近から出血するなどヒヤリとさせる場面もあった。

 そして迎えた後半33分、相手MFレオナルドの強烈なミドルをGK東口の好セーブでしのいだG大阪は、その後も終始押し込まれる苦しい展開となったが、東口を中心に守り切ってゴールを許さず、スコアレスドローに持ち込んだ。

 第2戦は9月16日にホームの万博記念競技場で行われ、午後7時キックオフ。宇佐美は後半30分に決勝トーナメント2枚目となるイエローカードを受けたため同試合は出場停止となったが、全員の力で4強をつかみたいところだ。

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