本田　退場の“あおり”食って途中交代…ミラン黒星発進

先制点を決めて祝福されるフィオレンティーナのアロンソ（左）＝ＡＰ

　ＡＣミランの日本代表ＭＦ本田圭佑（２９）が２３日（日本時間２４日）、セリエＡ今季開幕戦となった敵地でのフィオレンティーナ戦にトップ下で先発した。

　しかし、前半３６分にＤＦエリーがこの日２枚目のイエローカードをもらってしまい、退場となった。同３８分にはフィオレンティーナのアロンソに直接ＦＫを決められ１点ビハインドとなると、同３９分に本田はＤＦサパタと交代し、ベンチに下がった。

　本田は１７日の今季初の公式戦、イタリア杯３回戦、セリエＢペルージャ戦で１ゴール１アシストと活躍しており、好調をアピール。トップ下のライバルであるフランス代表ＭＦメネズが腰痛を再発させたこともあり、開幕戦で先発を勝ち取ったが、消化不良の結果となってしまった。

　試合は、後半１１分にもイリチッチのゴールで１点を加えたフィオレンティーナが２―０で勝った。ＡＣミランは完敗で開幕黒星発進となった。次節、ミランはホームでエンポリと、フィオレンティーナはアウェーでトリノと対戦する。