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カラード氏がトップ就任 FIFA「改革委員会」

[ 2015年8月11日 23:48 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は11日、汚職事件を受けて設置を決めていたタスクフォース(特別チーム)のトップに、国際オリンピック委員会(IOC)元事務総長のカラード氏が就任すると発表した。特別チームの名称は「2016FIFA改革委員会」となった。

 カラード氏はIOCで、2002年ソルトレークシティー冬季五輪招致疑惑の調査に関わった。FIFAを通じ「サッカー界にとって、その統括機関が尊厳と名声を取り戻すことは不可欠。信頼できる再生計画の作成に注力する」と述べた。第三者による諮問機関設置の構想も示した。

 今後、組織改革案をまとめて会長選挙が行われる来年2月の臨時総会に提案する。当初は11人で構成される予定だったが、六つの大陸連盟から2人ずつが入り、FIFAのスポンサーからも代表2人が加わる。(共同)

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2015年8月11日のニュース