×

“じゃない方”の遠藤 絶妙アシスト!右SBで適応力の高さ見せた

[ 2015年8月3日 05:30 ]

前半、武藤のゴールをアシストする遠藤

東アジア杯男子 日本1―2北朝鮮

(8月2日 中国・武漢)
 “じゃない方の武藤”のゴールをアシストしたのも“じゃない方”の遠藤だった。国際Aマッチ最多キャップ「152」を誇る、日本を代表するMF遠藤保仁(G大阪)が、ハリルホジッチ監督の就任以降は招集なし。入れ替わるようにA代表に初選出された遠藤が、前半3分に低弾道の鮮やかな右クロスで武藤の先制点を演出した。

 慣れない右サイドバックでの起用にもいきなり結果を出した。所属する湘南では3バックの右を、主将を務めるU―22日本代表ではボランチを務める。これまで「ほとんど経験がない」ポジションながら「新たな自分を見つけられればいい。どういう良さを出せるか楽しみ」と練習から前向きに取り組み適応力の高さを見せつけた。前半44分には、相手守備陣にクリアされたものの、宇佐美の左CKを頭で合わせて枠をとらえるなど攻撃力を発揮。守備面でも1対1の強さを見せ、初招集で初スタメンの期待を裏切らないパフォーマンスだった。次代の日本代表を背負っていく22歳が、高い将来性と可能性を感じさせた。

続きを表示

2015年8月3日のニュース