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“黄金世代”播戸が4度目偉業!フォルラン超えJ2最年長ハットに高笑い

[ 2015年7月18日 21:25 ]

J2第24節 大宮3―1福岡

(7月18日 レベスタ)
 J2大宮の元日本代表FW播戸竜二(35)が18日にアウェーのレベルファイブスタジアムで行われた福岡戦で自身4度目となるハットトリックを達成し、J2最年長ハットトリック記録を塗り替えた。

 この試合で先発した播戸は前半18分にDF渡部の右クロスを頭で仕留めて先制ゴールを決めると、同37分と39分にはともにMF泉沢の左クロスとパスを右足で決めて11分間でハットトリックを達成。1979年8月2日生まれの播戸は35歳11カ月16日でのハットトリック達成で、C大阪を退団した元ウルグアイ代表FWフォルランが今年4月29日の京都戦(金鳥スタ)でマークした35歳11カ月10日でのハットトリックを「6日」上回った。

 神戸時代の2004年5月、C大阪時代の11年8月、同年9月に続いて自身4度目の偉業達成となった播戸は自身最短となる11分間でのハットトリックに「背番号と同じでちょうどいいですね!ハハハハ!」と高笑い。「1点目を取って、チームの流れも良かったし、いいボールも来ていたので取れるチャンスはあると思っていた。良かったです」と笑顔を見せた。

 2点目と3点目は、可愛がっている後輩・泉沢のアシスト。「先週もご飯をおごっているし、その前から寿司とか焼き肉とか結構おごっている。まだまだ足りないですけど、ようやくパスが出てくるようになりましたね」とちょうど一回り年下となる23歳に“播戸節”で感謝した。

 日本代表として国際Aマッチ7試合2得点の数字を残し、1999年に日本が準優勝した世界ユース選手権(現U―20ワールドカップ)ナイジェリア大会のメンバーでもある播戸。“黄金世代”と呼ばれた同学年の選手は引退する選手も出始めたが、プロ18年目で大きな勲章をまた一つ手にした。

 

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2015年7月18日のニュース