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“ブラジルの至宝”ネイマール、14日に電撃来日!1泊2日の強行日程

[ 2015年7月14日 05:36 ]

ブラジルの至宝に会えるかも!?14日に緊急来日するネイマール(AP)

 バルセロナのブラジル代表FWネイマール(23)が14日に緊急来日することになった。広告契約を結ぶ大手寝具メーカー「東京西川」の商品PRイベントとテレビ出演のためで、昨夏に続いて2度目の単独来日。昨季はバルセロナの欧州3冠に貢献し、今年12月にはクラブW杯出場で来日予定のスーパースターが、一足早く日本にフィーバーをもたらす。

 昨夏に初の単独来日してサッカーファンを熱狂させたブラジルの至宝が、今夏も1泊2日の強行日程で日本の土を踏む。昨年に続き、自身が広告キャラクターを務める東京西川のコンディショニングマットレス「エアー」をPRするためで、14日夕方に東京都中央区の東京西川・日本橋本店を訪問。PRイベントでは、ネイマールのより良い睡眠をトータルサポートすべく同社が全身の体圧分布を測定することになっており、驚異的なドリブルスピードと得点感覚を持つストライカーの体の秘密が明かされる。

 イベントではトークセッションのほか、あらかじめ選ばれた30人の子供たちを相手にサッカー交流も実施。パスワークやリフティングなど、ネイマールの特長でもあるトリッキーなプレーの一端を披露する予定だ。また、2年続けてフジテレビの番組出演も決定。6月にブラジル代表として出場した南米選手権(チリ)後、つかの間のオフを過ごしているネイマールは「昨年に続き日本のファンの皆さんに会えることを楽しみにしています」とコメントした。

 昨季はバルセロナでスペインリーグ、スペイン国王杯、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の3冠に貢献した。加入2季目とあってチームにも慣れ、リーグ戦は1年目の2倍以上となる22得点。欧州CLでは10得点を挙げ同僚のメッシ、RマドリードのC・ロナウドと並び得点王に輝いた。ブラジル代表では昨年7月に復帰したドゥンガ監督に指名され、同国代表史上最年少の22歳で主将に就任。同10月の日本との親善試合(シンガポール)では1試合4得点で当時のアギーレジャパンを叩きのめした。南米選手権は自身の出場停止もあって準々決勝で敗退したが18年W杯ロシア大会優勝を目指す「王国」の大黒柱に成長した。

 バルセロナは昨季の3冠に加えて8月11日の欧州スーパー杯(対セビリア)、同14、17日のスペイン・スーパー杯(対ビルバオ)、欧州王者として臨むクラブW杯など今季は6冠のチャンスがある。今月上旬に地元紙で「3冠は美しい言葉だがもっと好きな言葉が出てきた。6冠だ」と語ったネイマール。夏の来日は12月に日本で開催されるクラブW杯へイメージを膨らます機会にもなりそうだ。

 ◇ネイマール(ネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオール)1992年2月5日、ブラジル・サンパウロ州生まれの23歳。03年に11歳でサントスの下部組織入りし09年に17歳でトップチームデビュー。13年にバルセロナへ移籍し、リーグ戦通算59試合31得点。ブラジル代表は18歳だった10年8月の米国戦でデビュー。国際Aマッチ通算65試合44得点。1メートル75、64キロ。利き足は右。

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2015年7月14日のニュース