女子Ｗ杯「大成功」と評価　人工芝に批判も詳しい言及せず

　サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会の総括記者会見が３日、バンクーバーで開かれ、国際連盟（ＦＩＦＡ）のヌセケラ女子委員長は「サッカーは世界中をつなげるスポーツ。第７回の大会も大成功だった」と評価した。

　男女のＷ杯を通じて初めて全試合が人工芝で開催され、批判も集まった。ＦＩＦＡのヘンニ女子部長は「選手やコーチへの聞き取りや技術的、医学的側面も含めて、これから検討する必要がある。現時点で話すべきではない」と詳しい言及を避けた。

　ＦＩＦＡの汚職事件の影響もあり開会式、閉会式ともブラッター会長は欠席する。カナダ協会のモンタリアニ会長は「誰が優勝トロフィーを渡しても、大きな問題ではない」と語った。（共同）