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鮫島の地元・宇都宮 W杯連覇ならギョーザ200人前贈る!

[ 2015年7月4日 07:30 ]

鮫島と安藤の出身地である宇都宮市。名物の餃子像に「目指せ連覇」のたすき

 鮫島のギョーザパワーでW杯連覇だ!サッカー女子W杯でなでしこジャパンは5日(日本時間6日朝)、米国と決勝を戦う。DF鮫島彩(28)は快進撃の主軸を担っているが、そのパワーの源は故郷、栃木県宇都宮市の名物「ギョーザ」だ。

 同じく同市出身のMF安藤梢(32)とともに鮫島は、ギョーザ好きとして知られている。3年前に同市の「愉快市民」に認定された際には、「宇都宮のギョーザを食べて頑張ります」とコメントし、ポスターも製作している。

 大会前の今年4月にはブログで「ギョーザパーティー」を開いた様子を公開。ことあるごとにチームメートらとギョーザを手作りして食べたことなどをつづっている。

 鮫島は、ゲーム中の運動量に定評がある。同市の担当者は「宇都宮っ子ですから、スタミナと栄養満点のギョーザで育ったでしょう。鮫島選手のスタミナある守りはギョーザが支えています」と断言している。

 世界一となった前回大会の後には、ご褒美として鮫島と安藤にギョーザ100人前を贈呈。連覇を達成したあかつきには200人前を贈ることも「前向きに検討したい」と話している。宇都宮餃子(ギョーザ)会の担当者は「忙しいだろうから職人を連れて作りにいくことも考えています。(なでしこジャパンの)全員に振る舞いたい」と力が入っている。

 連覇目前で、同市の盛り上がりも最高潮。JR宇都宮駅前の「餃子像」も“なでしこサポーター”に変身。鮫島、安藤の写真パネルを背に、「目指せ連覇」の青い必勝たすきを掛けている。

 宇都宮市は、静岡県浜松市と家庭のギョーザ購入額日本一を競っている。まさに世界一を競う日本と米国の関係のよう。宇都宮市の担当者は「宇都宮のギョーザも一緒に頑張りたい」と意気込んでいる。

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