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柏木 腰痛何の3得点演出“弱音吐くな”指揮官ゲキに応えた

[ 2015年6月28日 05:30 ]

<浦和・新潟>サポーターと喜び合う(左から)興梠、ペトロヴィッチ監督、阿部、森脇、那須、柏木、宇賀神、槙野

J1第1S最終節 浦和5―2新潟

(6月27日 埼玉)
 腰痛を押して強行出場した浦和のMF柏木が3得点に絡む活躍を見せた。1―0の前半35分に武藤に鋭い縦パスを入れて2点目の起点になると、後半12分にはパスカットからゴール前の興梠に絶妙のパスを通してアシストを記録。後半32分には右サイドからのFKをニアサイドに蹴り込み那須の頭にピタリと合わせた。

 シーズンを通して腰痛を抱えており、試合前にはペトロヴィッチ監督に「90分はできません」と主張。だが、逆に「そんなこと言ってるからダメなんだ」と精神面の弱さを指摘されてピッチに立っていた。結果的にフル出場を果たして、勝利に貢献。「腰は痛いよ」と患部をさすりながらも「ステージ優勝に満足することなく良いゲームができた。欲を言えば、6、7点目が取れる場面もあったけど、試合の入り方も良かった」と充実した表情を見せた。

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2015年6月28日のニュース